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「太陽光パネルの寿命はどのくらい?20年以上使うために知っておくべき5つのポイント!」

スタッフブログ

本文「みなさん、こんにちは!
今回は、多くの方が気になっている「太陽光パネルの寿命」について、太陽光業界のプロとしての視点と、お客様の立場に立ったわかりやすい解説をお届けします。

■ 太陽光パネルの寿命って、実際どのくらい?

「太陽光って本当に長持ちするの?」
「何年くらいで壊れるの?」
このようなご質問をお客様からよくいただきます。

結論から言うと、太陽光パネルの寿命は一般的に25~30年程度と言われています。

しかも、多くのメーカーでは25年や30年の出力保証をつけており、長期間にわたって安定して発電してくれるのが特徴です。

例えば、当社が取扱いを行っているカナディアンソーラーなどは、30年間の出力保証がついていますし、世の中にはそれ以上に長い商品もあります。

製品の品質は日々向上しているのですね。

■ 「寿命=発電がゼロ??」

これ、皆さん勘違いしていますよね!

「寿命がきたら発電しなくなるの?」と思われるかもしれませんが、実は違います。

太陽光パネルは、年数が経つにつれて少しずつ発電量が減少していく「劣化」という形で寿命を迎えます。

メーカーや製品によってパネルの劣化率は概ね年に0.25%~0.5%程度ということが多く、
たとえば、20年経ったとしても、当初の80〜85%程度の発電能力を維持しているケースがほとんどです。

仮に年間0.5%ずつ劣化していったと仮定しても、

10年で当初の95%、20年で90%、30年で85%、40年で80%と

私が生きている間にゼロになることはなさそうです(笑)

つまり、「急に壊れる」というよりは、「ゆっくり性能が落ちていく」というイメージになるのです。

■ 実は耐久性もすごい!厳しい環境にも強い太陽光パネル

太陽光パネルは、屋根の上など屋外に設置されるため、雨・風・雪・紫外線など過酷な環境にさらされています。それでも、30年近く使える理由は、非常に高い耐久性を持っているからです。

メーカーでは、さまざまな自然環境を想定し、雹(ひょう)や塩害、台風などへの耐性テストを実施していますので、安心してご使用いただけます。

■ 長く使うためのコツは?メンテナンスは必要?

太陽光パネル自体はほとんどメンテナンスフリーですが、より長く、効率よく使うためには次のようなポイントが大切です。

定期的な点検(※2017年4月1日の改正FIT法以降、FIT認定を受ける方は義務化となっています。)

パワーコンディショナの交換タイミングに注意(寿命は15~20年程度)

汚れや影が発電効率に影響することも(枯れ葉、樹木の成長など)

メーカー保証や施工会社の点検サービスを活用するのもおすすめです。

■ 寿命が長い=投資効果が高い!

太陽光パネルの魅力は、長寿命であることで、初期投資をじっくり回収できる点にあります。
設置後の光熱費削減、災害時の安心感、そして環境への貢献──。
これらが20~30年、更に長い期間続くと考えると、非常にコストパフォーマンスの高い選択と言えるでしょう。

■ まとめ

太陽光パネルの寿命は25~30年が目安

⇒出力保証が30年以上といった製品・メーカー選びで更にメリットを伸ばすことも可!

寿命=発電ゼロではなく、緩やかな性能低下

長持ちのためには、定期点検や適切な設置環境がカギ

寿命の長さが、経済的・環境的なメリットに直結

太陽光は、単なる「電気代節約のツール」ではなく、未来への投資です。

「そろそろ太陽光を検討してみようかな」
そう思ったときが始め時です。
ぜひお気軽にご相談ください!」